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大西英男議員は人間としてダメだと思う

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 自民党の部会で、がん患者について「働かなければいい」などと発言したとされる大西英男衆院議員が会見を行い、「がん患者や元患者のお気持ちを傷つけたことをお詫びする」と謝罪しました。

 大西氏は受動喫煙を話し合う党の厚生労働部会で、がん患者の就労支援などを議論した際、「がん患者は働かなければいい」という趣旨の発言をしたとされ、がん患者の団体などから反発を招いていました。このため、大西氏は会見を行い、がん患者や元患者に謝罪した上で、次のように釈明しました。

 「受動喫煙の議論をする中で『働かなくていいのではないか』との趣旨で発言したと捉えられておりますけれども、それはあくまで、ごくごく少数の喫煙可能の店でのことについてであります」(自民党 大西英男衆院議員)

 大西氏は、「がん患者は働かなくてもいい」という趣旨ではなかったと重ねて強調しましたが、自らの発言については撤回する考えはないとしています。

自分の考えを押し通すことは大切ですが、間違った考えを押し通そうとすることは良くないことだと思います。ニュースで一部切り取られた発言だとしても公人として言ってはダメなワードだと思います。

昨年弟をガンで亡くしました。見つかったときはステージがかなり進んでいました。手術をして一旦退院して求職をしました。しかし、がん患者を受け入れてくれる職場は、なかなか見つかりませんでした。健康を崩してしまった人間を受け入れる職場がなかなかないことは簡単に想像できることだと思います。

弟は運良く以前の会社の上司が起こした会社に入れてもらえました。しかし、3か月ぐらい勤務した後で再入院し、そのまま亡くなりました。受け入れていただいた会社には本当に感謝しています。

話が少しそれてしまいましたが、公人である大西議員にはもっと他人の気持ちを思いやる気持ちを持っていただきたい。発言を素直に撤回する心を持ってほしいです。